内臓脂肪を減らすためには、有酸素運動を行うのがおすすめです。 体を動かすエネルギーとして体内の糖質や脂質を使い、同時に酸素を消費する運動のことです。 筋肉への負荷が比較的軽い運動は有酸素運動の割合が多く、具体的な例としてはウォーキングやジョギング、サイクリング、水泳、エアロビクスダンスなどが該当します。

日本では、ウエスト周囲径（おへその高さの腹囲）が男性85cm・女性90cm以上で、かつ血圧・血糖・脂質の3つのうち2つ以上が基準値から外れると、「メタボリックシンドローム」と診断されます。 日本では、2005年に日本内科学会などの８つの医学系の学会が合同してメタボリックシンドロームの診断基準を策定しました。

アメリカの基準ではＢＭＩ≧３０ですが、日本人の場合ＢＭＩ≧２５でも可能性あ りと考えてよいでしょう。

厚生労働省が5月にまとめた21年度の調査ではメタボと予備群が特定健診の受診者のうち29.1%と08年度比で2.3ポイント増えた。 都道府県では新潟県が26.4%で最も比率が低く、岐阜県が26.7%で続いた。